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Radio Wave Controled Watches/Clocks


電波時計[2005.05.15]


2005年1月より、電波時計の腕時計(CITIZEN EXCEED)を使っている。 本体部分の厚みが7.1mmと薄く、太陽電池および2次電池内蔵のため、電池交換も不要である。 ただし、マニュアルによると、本体の防水機能を保つために、2〜3年毎にメンテナンス(パッキンやばね棒の点検・交換)が必要であるとのこと。

時計本体の9時の方向を標準電波送信所福島局(自宅からおよそ北東の方向にある)に向けておくと、1日2回(02:00am, 04:00am)、電波局からの電波を受信して、正しい時刻に自動的に合わせてくれるので、いつも秒の単位までほとんど正確(誤差0.5秒以内/1日)である。 もちろん、手動での電波強制受信も可能である。 標準電波(JJY)は長波(福島局:40kHz,九州局:60kHz)であり、地表に沿って伝搬し、遠くまで届く性質がある。 腕時計の金属ケース内の極短アンテナで、電波を受信できるのであるから、優れ物である。

主に会社で利用するために、卓上型の電波時計(SEIKO SQ648S)も利用している。 こちらは、単4アルカリ電池2個が必要であり、1日に6回(6:00,10:00,14:00,...のように4時間毎のようだ)電波受信・時刻合わせする。 ケースはプラスチック(電波を受信し易くするため?)であり、液晶画面に、時刻、月日、曜日、気温をデジタルで表示する。 日本、米、独、英でも電波時計として利用可能である。 日本以外で利用することはおそらくないと思うが、便利な時計である。

これまで、時計(または時計機能を持つ家電)が何個もあると、時刻合わせが面倒であった。 電波時計にすると、時刻合わせが不要になるので、便利である。 電波時計もさらに安価かつ高性能になって、いつかは、時計機能を持ついろいろな家電製品(パソコン,PDA,Video機器など)にも電波時計の機能が組み込まれるようになって欲しい。

参考文献



Last Update: 2005.05.29
H.Nakao

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