Homeに戻る  一覧2008に戻る 

Upgrading NetBSD/i386 on Virtual PC


Virtual PC上のNetBSD/i386をUpgradeする[2008.02.24]


2007年6月より、HPのノートパソコンPavilion dv6205(Windows Vista Home Premium)上に、Virtual PC 2007をインストールして、NetBSD-3.1/i386を利用してきたので、今回、NetBSD-4.0/i386にUpgradeしてみた。
Virtual PC 2007の設定は、このようにしている。

このノートパソコンの構成は、以下のようになっている。

項目 部品/製品 備考 購入年月
本体
HP Pavilion Notebook PC dv6205/CT
オプション Japan - Japanese localization
- 2007.05
CPU AMD Turion64 X2 Mobile Technology TL-60, 2.0GHz
Dual Core
L1 Data Cache: 64KB
L1 Inst Cache: 64KB
L2 Cache: 512KB
Family:Model:Step: 15.8.2
MMX, SSE, SSE2
3DNow!, Extended 3DNow!
- -
Memory 2GB - -
Display Adapter NVIDIA GeForce Go 7200 - -
HD0 ST916082 1AS, 150GB Windows Vista Home Premium (90GB)
NetBSD-4.0/i386 on Vurtual PC 2007 (53GB)
-
LAN device NVIDIA nForce Networking Controller 100BaseTX -
Mouse SIGMA-APO Optical mouse MCOGM USB 2007.10

USB FDドライブを用意して、NetBSD-4.0/i386のboot1.fs, boot2.fsを書き込んだFDから起動すると、インストーラが起動されるので、指示の通りに作業すれば良い。
ただし、bootblocksの設定では、Use existing bootblocksではなく、Use BIOS consoleを選択しないと、仮想HD0からの起動に失敗した。

kernelのConfigファイルをこのように変更して、再構築すると、起動メッセージはこのようになる。
また、NetBSD-4.0上のcpu情報は、このようになっている。
Dual Core CPUなので、WindowsとNetBSD(Virtual PC)に1個づつCPUを割り当てると、どちらもそれほど不満を感じない速度で実行できる。

試しにXFree86-4.5.0を動かしてみると、ドライバvgaを指定して、Virtual PCの画面内で、以下のように表示できた。 ただし、画面が狭いので、実用にはならない。
Virtual PC 2007には追加機能があり、これをインストールすると、Virtual PCの画面サイズを変更することができるが、ゲストOSがWindows/OS2/DOSの場合しか対応していない。 ここでは、ゲストOSがNetBSD-4.0/i386なので、この追加機能は利用できない。


Virtual PC上のNetBSD-4.0/i386+XFree86-4.5.0の画面


Last Update: 2008.03.01
H.Nakao

Homeに戻る[Homeに戻る]  一覧に戻る[一覧2008に戻る]